鮮烈な色に囲まれる、そして、惹かれる意味
時間があったので。いけるかなと思っていた写真展に滑り込みで行ってきた。
蜷川美花展 千紫万紅
千紫万紅とはなんぞや。知らなかったのでぐぐってみた。
千紫万紅→いろとりどりの花の色の形容。またいろとりどりに咲いている花のこと。(三省堂 新明解 四字熟語辞典)
まさにその名の通り。いろとりどりに、それぞれの花たちがいきいきと写しとられていた。
なんというか。それぞれがみろっていってくるかんじ。
きれいだった。
なんであんなにいきいきと撮れるんだろう。なぞ。
そして、一枚どうしても心惹かれるのがあった。
なんというか。この一枚は動のこえではなく、静の声がきこえて。かつ、すごく物悲しかったんだよな。でもすごく綺麗だった。
このページのやつ。
写真集はふと手に取っただけだったんだけど。
手にとって開いて、このページを見つけられてよかった。
右側のことばですとんと腑に落ちた。
ふかい。ふかいな。
写真はうまいひとがとると、ほんと意味を持つ。言葉を持つ。
なんなんだろうな。